パソコンが得意な介護職員が出世に有利
僕は昔からオタク気質であり、パソコンの操作は他の人に比べると得意な方だと思います。
今ではエンジニアとして仕事もしているわけですが、介護職をしていたときはパソコンが得意で得したなと感じたことは多かったです。
なぜかというと、介護の現場では他の職場に比べてパソコンが苦手な人が多いからです。
僕自身も得意であったとは言っても、プログラミングなんてできなかったし、やることはゲームとネットサーフィンがほとんどでした。
たまーに自分で家計簿をエクセル関数で作ったりもしていましたが、いわゆるマクロと呼ばれるものは使ったことはありませんでした。
他の業界の会社では決してPCが得意と言えるような社員ではないと思います。
それでも、少しだけ得意だというぐらいでも介護の現場では貴重な存在になりえます。
管理職の仕事はパソコン業務が必須
もし、あなたが介護職として収入をあげていこうとしているのであれば、パソコンでの作業というのは必ず覚えないといけません。
パソコンでの業務を上げるなら
- 書類作成
- シフト作成
- 情報収集
- 関係者とのやりとり
- 請求処理
リーダークラスであればシフトの作成は必須ですし、一般社員でも書類の作成ぐらいはする機会があるかもしれません。
請求処理というのは一般の職員では聞き慣れないかもしれませんが、利用者が利用した分の介護保険を国保連に請求する業務になります。
出世し、運営に携わっていくのであれば、介護施設の主な収入源である介護保険の請求業務を行う上でパソコンでの操作は必須です。
なぜならば、現在では介護請求用ソフトを使用するのがほとんどだからです。
また、介護の業界はなにかと報告書が多い業界です。
もし自分が責任者の立場になって、今後自分のパートナーになる社員を現場から選ぶということになったときそんな状況で、「仕事はバリバリできるけどPCが苦手なAさん」と「仕事は普通だけどPCはバリバリできるBさん」ではどちらを選ぶでしょうか?
今後の会社の成長を考えるならば、現場に強いAさんよりも、事務処理能力が高いBさんの方に仕事をお願いしたいと考えるのは当然な流れだと思います。
現場上がりの責任者はパソコンが苦手

先程の章でも介護業界の職員はPCが苦手な人が多いということを説明しましたが、なぜPCが苦手な人が多いのかというと、介護施設の管理職クラスは現場上がりの人が多いからですね。
介護事業所の「施設長・管理者」になるためには介護資格が必要というわけではありません。
しかし、利用者との介護サービスに関するやりとりや、事務作業などを行う「生活相談員」になるためには介護福祉士や社会福祉士などの資格が必要になります。同じ施設内から新しく責任者を選ぶ場合には事務のノウハウや利用者との相談を経験している生活相談員から選ばれる可能性が高いです。
流れとしては介護職員→生活相談員→責任者というのが介護職員として出世していくためのよくある流れだと思います。
介護の現場で働く人は日常的にPCに触る機会が少ないので、PCのスキルが高くない人が多いです。また、福祉系で仕事をしている人は事務作業に苦手意識があるような人が多く、介護施設での責任者も年齢が40~50代の人が多いです。
介護現場ではPCに苦手意識を持っている人も多く、PCのトラブルを解決できるというだけで、上司からの信頼を得やすいことが多いです。
面倒かもしれませんが、上司に仕事の相談をされるということは上司との信頼に繋がりやすくポストが空いたときに出世に繋がりやすいですね。
スマホ世代はパソコンが苦手

また、今後職場に入ってくる20代の若い世代はスマホに慣れ親しんでいるため、パソコンが得意でない人が以外に多いです。
学校でパソコンの課題が出されることはそう多くはないので、パソコンを使えなくても社会人になるまで困らないんですね。
パソコンのスキルという点では若い人が有利というわけではないので、基礎的なスキルを身に着けておくだけでも介護職員として出世に有利になると思います
まとめ
今回は介護業界で出世をしていくためにはパソコンのスキルは必須というお話をさせていただきました。
今はPCがないと社会全体が動かない様になってしまいました。
介護業界で仕事をしていくためにはPCのスキルが特別高い必要はありませんが、日常の業務をこなせるぐらいのPCの知識は一般職員として身につけておく必要があるでしょう。
PCのスキルは知識よりも慣れなので、普段からPCで日記をつけたり、家計簿をつけれるようにしておくとよいかもしれませんね。
情報収集という面でもPCを使えるということは有利に働きますので、日常的にPCの操作に慣れておきましょう。
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