スマート介護士を取るメリットについて解説。

お金

スマート介護士とは

スマート介護士というのは、介護ロボットの知識の向上を目指した民間資格です。

2021年に第5回めということなので、比較て新しくできた資格ということで注目を集めています。

スマート介護士の公式サイトではこのように書かれています。

忙しい現場を変えていくためには、見守りなどの介護ロボットの導入は必須といえます。 しかし、ただロボットを導入すればいいわけではありません。介護ロボットを導入することによって 「介護の質と業務効率化がどのように変化するか」を考えることが最も重要。

「どんな介護ロボットを導入すれば、介護の質が上がるか」そして「どんなふうに利用すれば業務の 効率化に役立つか」を考える必要があります。それができるのがスマート介護士なのです。

https://sfri.jp/smartcaregiver/

こちらからアクセスできますので興味のある人は一度読んでみましょう。

スマート介護士 資格試験 公式サイト

スマート介護士の詳細

スマート介護士の資格を検討している人はまず、スマート介護士の詳細について確認しておきましょう。

2021年に開催された内容は以下のようになります。

  2021年の詳細
開催日 3/21(日)
申込締切 3/10(水)
試験会場 東京、大阪、名古屋、福岡、札幌
受験時間 60分
受験費用(Basic) 6,600円(税込)
受験費用(Expert) 8,800円(税込)
Basic/Expert併願 13,860円(税込)

詳細はこちらの公式サイトから確認できます。

スマート介護士資格試験 お申込みページ | スマート介護士公式サイト

開催エリアは5都市のみ

スマート介護士の受験を検討する場合に気をつけておきたいのは開催される都市が5都市のみだということです。

東京、大阪、名古屋、福岡、札幌になります。

主要都市では開催されるため、日本中で受験することができますが、試験会場まで少し遠くなるため気をつけましょう。

逆に東京や大阪などの大都市の近くに住んでいる人は気軽に受験することができます。

スマート介護士を取得するメリット

介護業界は慢性的な人材不足のため、介護ロボットが注目を集めています.

そのため、介護ロボットに関する知識をもっているということは、それだけ介護業界の情報に精通しているという証明になるため、そういった人材を求めている企業への転職は有利になるでしょう。

介護職員は平均年齢が高く、パソコンや機械に関してあまり得意ではない人が多くはないので、介護ロボットに興味があるということがアピールになる可能性はあります。

スマート介護士を取得したほうがいい人

転職を考えている人

現在転職を考えており、介護ロボットなど新しい技術に積極的な施設への転職を希望している人は取得したほうが良いでしょう。

新しいことに取り組んでいる施設は、経営に関して積極的であり、優秀な人材を求めている施設も多いです。

介護資格を多く取得することで転職時の年収UPも狙えるため、市場価値を高めたい人は取得しても良いでしょう。

施設の運営で介護ロボットの導入を検討している人

介護ロボットの導入は介護業界の今後の課題になっています。

今後、介護施設を運営していく上で、介護ロボットの知識が必要な場面は出てくるでしょう。

勉強熱心で情報通な職員は施設の運営にもばってきされやすいため、今後運営に携わり、介護ロボットの知識が必要な人は受験しておきましょう。

スマート介護士を取らなくていい人

転職の予定がない人

介護ロボットが注目を集めている昨今ですが、ほとんどの施設では介護ロボットが導入されることはないと思われます。

話題に上がることは多いですが、コスト面や運用面での難しさから、まだまだ実用性の高いものではありません。

ほとんどの介護職員は介護ロボットとは縁がないまま定年を迎えることになると思います。

地方在住の人

試験会場が5都市と少ないため、受験をするだけでかなりコストが掛かってしまいます。

また、地方の介護施設は保守的な場合が多く、介護ロボットが必要としていない施設がほとんどではないかと思います。

今の所、介護ロボットに積極的な施設はあまりないため、スマート介護士の資格を活かせる機会は少ないでしょう。

個人的な評価は★一つ

最後に僕の個人的な評価をまとめたいと思いますが、基本的には取らなくて良い資格だと思います。

介護ロボットは話題にはあがるもののほとんどの介護施設は介護ロボットの導入をすることはないと思います。

 

介護ロボットの導入することで運営コストでのメリットが得られるかわからないため、施設側としても導入に踏み切ることができないと思います。

また、僕自身今はエンジニアとして仕事をしていますが、ロボットの技術というのは流行り廃りが激しい為、話題にあがったとしても10年後にはその知識が使えなくなる可能性が高いです。

スマート介護士を取得するメリットはその過程で得られる知識であり、資格自体にはあまり価値は無いのではないかと思います。

都市圏で転職を考えている人は検討の価値あり

ほとんどの人にとっては縁のない介護ロボットですが、関東圏や大阪などは介護施設の数が多く、各企業お互いに切磋琢磨して、新しいものをとりいれています。

介護ロボットに前向きな施設もあるので、そういった施設への転職を希望している場合にはスマート介護士の資格を活かすことができるでしょう。

特に20代〜30代で今後も数十年介護業界で働いていきたい人は、介護ロボットに携わる機会もあると思います。

介護ロボットというものに関して興味を持つきっかけとしては良いのではないでしょうか?

ただし、資格を取ったからゴールというわけではなく常に情報のアンテナを貼っておくことが大切です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました